相続手続きパーフェクトガイド

遺産分割協議書の作成

遺産を相続するための遺産分割協議書を作成する際の情報を掲載しています。

遺産分割協議書の重要性

財産を相続する際に、相続人たちが行った遺産分割協議で合意した内容を取りまとめた文書のことを遺産分割協議書といいます。この書類は、相続人同士で協議の内容を正しく認識するのと同時に、後で起こり得るトラブルを回避するなどの目的で作成されるものです。

この書類自体、法律で定められた書式があるわけではありません。ただし、相続人としての権利や義務を正しく理解したうえで作成をしておかなければ、往々にして思わぬトラブルを引き越してしまうことになりかねません。特に「不動産の相続登記」「預貯金や株式などの名義変更に関する手続き」などは、協議書の内容が決めてとなる場合が多いといわれているのです。

協議書を作成する際の注意点

遺産分割協議書を作成する際には、可能な限り事前に弁護士などに相談しておくほうがいいでしょう。

その理由としては、協議書に書かれた内容にミスが発見された場合、時にミスを逆手に相続人同士でトラブルを引き起こしやすくなるからです。さらに、客観的に遺された財産を把握する必要があるので、相続人同士で意見の相違があったりすと、状況を把握するための正確性が失われてしまうこともしばしば。

その他にも、権利関係の調査などに関しても、想像もしていなかったトラブルが沸き上がって収拾がつかない状況を引き起こしてしまうことが多いのです。

遺産分割協議書の書き方

先述のとおり、遺産分割協議書に関しては特定の決まりがあるわけではありません。ですが、トラブル回避のためにある程度の注意ポイントを知っておくと便利です。一部をまとめると以下のとおりです。

  • 相続人に関する名前や住所は、本人による手書きのほうがいい。
  • 実印による押印があればベスト。
  • 作成した書類は、相続人と同じ枚数分だけ作成して、各自一通ずつに渡す。コピーと取って原本を保管しておくとなおいい。
  • 被相続人の名前や相続日などは、しっかりと明記しておくこと。
  • 不動産に関する記載は内容を正確に記載しておくこと。
  • 預貯金や株式、生命保険の解約金などに関する記載内容は、必ず通帳や証券と照らし合わせておくこと。

しかし実際の協議において、内容を冷静な視点で客観的に記載することは非常にむずかしいといえるでしょう。少しでも疑問点が浮上したら、迷わずに専門家である弁護士のアドバイスをうけるようにしましょう。

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